◆一括査定サイトの上手な使い方◆注意点◆

不動産売却の一括査定サイト、皆さんはご存知でしょうか?

今回は一括査定サイトの使い方と不動産業者から見た注意点・ポイントをお話したいと思います。

目次

1、一括査定サイトとは

2、一括査定サイトを利用した方が良い場合

3、メリット・デメリット

4、注意点

5、7つのポイント

6、まとめ

1、一括査定サイトとは

一括査定のサイトは、不動産を売る場合・貸す場合に一般消費者が複数の不動産業者に対し査定依頼をできるWEBサイトで、売りたい方は、一度の個人情報の入力で4~6社くらいの不動産会社に査定の金額や売却・賃貸の提案を聞くことができる、というものです。

2、一括査定サイトを利用した方が良い場合

信頼できる不動産業者がある場合は、その業者に査定・売却を任せるのが良いでしょう。

もし、信頼できる業者がいない・紹介してもらえる環境にない場合は一括査定を利用してもよいかと思います。

 

3、一括査定サイトのメリットとデメリット

メリット

1、一度に複数の不動産業者に査定依頼でき、各社の提案を比較できる

2、相場価格を手軽に知ることができる。

 

デメリット

1、複数の業者から営業される

2、断るのがめんどう

3、相場より高めの査定をする業者がおり、価格を見誤る場合もある

 

この辺はご想像通りのメリット・デメリットですが、自分の思っている以上の価格を査定金額として提示する不動産屋さんもいるのです。

4、一括査定の注意点

・必ず営業の電話がかかってきます

不動産会社としてはどうしても媒介契約を交わしたいのでしつこく営業の電話がかかってくる、メールが送られてきます。

 

・土地建物の㎡数や建築年月、間取りは正確に伝えましょう

価格の算出に不可欠な要素です。建物の構造も忘れずに記載してください。伝えていなければ、教えてください!という営業電話がたくさんかかってきますよ。

 

・媒介契約を結ぶことを優先し、売れない高値で査定をする業者に注意

査定金額だけで不動産業者を選ぶと長期間売れずに大きな機会損失になってしまうこともあります。

 

・サイト側のポジショントークに気を付けよう!

サイト側は一般媒介が良いというような記事を書いています。一括査定サイトの収益は、不動産会社から査定の応募1件につき1~1.5万円くらいの報酬をもらう構造ですので、加盟する不動産会社が多いほど良いのですが、査定サイトの成果が無いとサイトから離れてしまいます。

ですから一般媒介で一人のお客様と複数の不動産会社の間で一般媒介を結ぶように誘導する記事を書いています。その方が、不動産会社が離れにくく、サイト側の運営も安定します。

不動産売却では、良い業者を見つけて専任媒介というのが基本です。惑わされないように気を付けてください。

 

5.利用上の7つのポイント

  1. 電話をしてほしくない場合は、応募フォームにその旨を記載しよう
  2. 断るときは早めに不動産屋に伝える・・・でないと何回も電話がかかってきます
  3. 価格が知りたいだけの場合は相場が分かる別のサイトへ・・・個人情報を複数の不動産会社に渡すことになりますので、相場が知りたいだけの場合は個人情報の入力なしでおおよその価格を提示してくれるサイトがたくさんあります
  4. 簡易査定から数社に絞って訪問査定をする
  5. 高すぎる査定価格の業者は省く
  6. 地域密着でない中小企業は選択するメリット無し
  7. 高く売る、お客様がいるという以外の自社の強みがある業者に依頼する

 

6.まとめ

以上が一括査定サイトの使い方ですが、一番大切なのは結局業者の選び方、担当者の選び方になります。一括査定サイトならではの、業者とのわずらわしさはあるかと思いますが、うまく対応し良い不動産屋と出会ってください。

『一括査定だから失敗はない』ということはありませんが、使い方によっては便利ですよ!

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です